菜園のいま

2003年9月から12月の写真


9月15日
*まほこちゃんの手紙*
夫の学生時代の友人が、はじめた頃から、ずっと、やさいと卵をとってくれています。たまった卵パックを送り返してくれる荷物の中に、小学校一年生のまほこちゃんのカラフルな手紙が入っていました。うれしかったです。畑とは関係ないけど、、、
9月24日
*野菜の顔*
もう、終わりかけの、普通なすと、丸ナス、そして、地ばいのキュウリで、「顔」ができました。



9月28日
*大根その1*
10月に入ったら、ぼちぼち収穫します。8月21日蒔きの最初の大根。高ウネにして、地温を抑制する(はずの)白の紙マルチ、サンサンネットかけです。
品種は、タキイのYRテング、です。
同じ
*大根その2*
間引いてすぐの、大根。間引き菜は、油揚げや豚コマ肉と煮びたしがおいしい。春より、秋の大根葉の方が美味しい気がします。
これは、9月7日蒔きの、冬どり聖護院。虫除けに、一応サンサンネットかけています。

同じく9月28日
*大根その3*
9月11日蒔きの三浦系大根(サカタのタネ、竜神三浦)です。もう、虫除け資材はかけていません。高ウネにして、一列づつ蒔いてあります。
同じく9月28日
*大根その4*
最後の大根。9月16日蒔きの、タキイの緑輝。
はじめて、ポリマルチを使ってみました。
この辺から、日照りになりました。ちょっと、水をやりました。

同じく9月28日
*大根畑*
早く蒔きつけるものには、網をかけたり不織布をべたがけします。虫の具合を見ながら、だんだん被覆資材を軽くして行って、最後は、蒔いたまま。年によっては、芯くい虫の被害に会います。




10月7日
*ハウスうない@*
トマトやきゅうりを片付けて、草をとり、秋冬の作付けに備えて、耕運(うなう)します。
今年は、近所のつてで入手して、春から半年野積みしてあった、キノコ栽培の使用済み床土を、耕運の2週間ほど前に鶏糞とともにまきました。トウモロコシの茎、オカラ、ふすまが、主原料とか。
10月7日
*ハウスうないA*
4馬力の管理機。もう10年近く働いてくれています。ここでは、いつものロータリーをはずして、「モグローター」という、広い幅をうなえるツールに付け替えて使っています。
時間はかかりますが、育苗や収穫で踏み固めてしまった土を、深く耕すのにはもってこいの機械です。


10月10日
*薫炭作り@*
薫炭作りについては、「菜園たより」の10月3週便に少し書きました。
モミガラの山の中に、下の写真のような薫炭器が入っています。中で、火をつけると、それに接したモミガラが徐々に焼けてきます。
上の様に、何回もモミガラの上下を返すことで、全体を蒸し焼きにするのです。
10月10日
*薫炭作りA*
これは大きな山だったので、ここまで来るのに、5,6時間かかりました。



10月10日
*薫炭作りB*
消火。ほんとは、大きな密閉できる耐熱容器に入れられるとよいのですが。何べんも水をかけました。
10月10日
*薫炭作りC*
これだけあれば、豊な気分。



10月12日
*ギブスをした娘*
右手骨折のため、うちの専属さし絵画家(?)は、休業中です。ムカゴの選別をしています。



10月19日
*芋がら干し*
ヤツガシラの茎を干しています。
この話は≫「菜園たより」の10月5週号へ。
10月28日
*自家製天然酵母パン・第一号*
この話も、≫「菜園たより」の10月5週号へ。
イーストも、使っています。
その後、下の写真のように、「進化」しています。


*自家製天然酵母パン・第三号くらい*
これは、イーストを通常の4分の1くらいまで減らしました。あとは、酵母と塩と砂糖のみ。ふくらまないけど、しっとりしておいしい。
*自家製天然酵母パン・第6号くらい*
酵母の調子がだんだんよくなって来ました。これは、イーストは、ほんの一つまみ。発酵時間や練り加減も工夫してみました。
このあと、イースト無使用でやってみたら、やっぱり、こんなにはボリュームがでなかった、、、、


10月31日
*セクシーな人参*
二本足の人参は、何度もあったけど、ここまでねじれているのは、めずらしい。
あんまり、自慢にはなりませんが。
11月7日
*踊るゴボウ*
この畑は、耕土は深いのですが、トラクターが耕せる深さの下が、トラクターの重みで固められて、そこに水気が停滞してしまい、センチュウ類の密度が濃くなってしまうようです。
センチュウに食害されると、そこで、根っこが枝分かれしてしまい、すんなりと伸びられなくなってしまいます。


11月16日
*麦踏み*
14日が埼玉県民の日なので、3連休となった娘が、久々に畑の手伝い。
一条の種まき機で、60cmくらいの間隔に蒔いた麦を、鎮圧している。今年は水気はたっぷりだから、今はそんなに必要ないのだけど、「足腰を鍛えるために(?)」やってもらった。
11月16日
*玉ねぎの苗とり*
もう終盤となった、玉ねぎ植え。こんな風に、露地に蒔いた苗をスコップを入れて掘り取って、大きさ別にそろえて、定植する畑へ。
ネギにつく、小さな虫に葉っぱをかじられて、苗の出来は今ひとつ。



11月16日
*玉ねぎ植え*
早生の「マッハ」、赤玉ねぎの「猩々赤」、大きくなる(はずの)「アトン」、新品種の「ネオアース」、長期貯蔵用の「アース」と、みんな、タキイ種苗の品種。全部で、6000本くらい植えました。
11月17日
*出荷風景*
倉庫と風呂だけ使っている、母屋の玄関に、カゴを並べてやってます。調整などは、外の作業場で。
この日は、直接配達のハーフセットのみ、20件ばかりでした。



11月17日
*大根洗い*
この10年間で、たくあん用の大根の種まきは、少しづつ遅くして来ました。暑いと肌を食い荒らす「センチュウ」の被害をどうしても受けるので。
今年は、「耐病干し理想」(タキイ種苗)を9月9日に蒔きました。高ウネに一列づつ、初期はパオパオ(不織布)のべたがけをしました。
生育は順調。まずは大き目のを50本ばかり、先行して漬けようと干し始めましたが、、、
11月17日
*大根干し*
このあと、雨が多くて、シートをかけたり、ハウスに避難したり。また、雨が続きそうだったので、干しが甘かった(50本で40キロもあった!)けど、漬けてしまいました。
うちでは、鶏のえさ用の米ぬかを、近所のJAの製粉所で購入しています。例年だと、この季節はタクアン用の需要で、米ヌカの確保が大変なのに、今年はだぶつき気味。どこも、大根が干せないみたいです。



12月2日
*再び、三度の大根干し*
左手奥のが、2回目に干した50本。11月末から3日間の大雨から、母屋(奥の屋根)の2階に避難させたけど、肌に黒っぽく小さなカビがついてしまった、、、
お客さんの注文は、この日に干した3回目のから選抜しなくちゃ、です。やっと晴れて、木枯らしが吹いてくれたので、3度目の正直でうまく干しあがってくれるでしょう。
12月2日
*大豆のしま立て*
写真では、よくわかりづらいですが、大豆を根元から切って、逆さにして、数本ずつた立ててあります。
よく乾燥させるためですが、今年は雨ばかりで、ちっともからっとしないので、いつになったら脱穀できるやら。年末のフルセットに、黒豆を入れたいし、年明けには味噌も仕込みたいけど、選別まで間に合うでしょうか。
大きな、屋根付きの倉庫とかあれば、大分違うのでしょうが。松田のマヨネーズの松田さん(しょう油まで作っている!)も、あちこち動かして苦労していると、電話で話してました。


12月3日
*山芋の変態*
品種名は、「短型自然薯」。最初は種苗会社から種芋を購入。その後は、左端のような、むかごを春植えて、一年目の秋にちょっと大きくなった芋(左から2番目)を、次の春に種芋として植えて、秋に収穫、ということを繰り返しています。
右から二番目くらいの、1キロ前後の芋になってくれるとよいのですが、右端のみたいな、「キリンさん」や「ゾウさん」芋になることも多々あり、、、
12月10日
*大足の山芋*
こんな、でか物になることもあり、、、、
右のは、2.5キロありました。困りますねえ。



12月10日
*桑の葉っぱ*
ここは、最初に私たちが開墾した(簡単な道具を使って、人力で桑を抜いて整地した)小さな畑です。里山に向かっての北斜面。戦後の農地解放で、分配されたんでしょう、小さな区画で所有者がたくさんいます。養蚕が廃れてからはほとんど有効利用されていません。
手前の白菜は、「黄ごころ90」という晩成種。ほんとは、もっと遅くてよいんですが、出来上がってしまっている。このあと、外葉を「まるい」(まとめてワラで、頭をしばる)ましたが。
空との間に見えるのが、「境木(さかいぎ)」の桑。まだ、緑っぽい葉っぱもある。
12月10日
*紅梅の木*
11月末から、咲き始めた、紅梅。
里山に、鶏舎を建てさててくれた、地主さんは、造園が本職です。畑の周りに、色々な木を植えて楽しませてくれています。
中部地方でも、3ヶ月早い紅梅の開花、というニュースがありました。



12月12日
*トウだった大根*
これについては、「菜園たより」12月3週号へ
上の方を落せば、使えます。美味しい三浦系の大根です。
12月12日
天然苦土肥料
来年から、使おうと、思い切って10袋ほど購入しました。「有機農業ハンドブック」で、「有機栽培のほ場では、苦土欠乏が多い」と読んだのはずい分昔のことです。その後も、「現代農業」誌でたびたび、苦土の効用を読みまして、初めて土壌改良剤っぽいものを使うことになりました。
川合肥料というところの、中国大陸の天然苦土肥料です。JAS有機適合ということで、化学合成されたものは入っていません。
陸王60

中国北部に広がる大平原の地下には、豊富な鉱産物が手つかずのまま眠っています。その一つである「ブルーサイト」をいち早く大自然の恵みとして商品化しました。

◆保証成分
く溶性苦土
60%
◆分析例
石灰 ケイ酸 アルミナ
1.09% 3.11% 0.27% 0.22%

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