2004年3月の写真

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苗の様子その2

3月28日

 右は、14日にプラグトレイにまいた調理用トマトと中玉トマトです。露地に植えますが、今年は雨除けをしようと思っています。
 双葉がしっかり開いてから、温床から下ろしました。もう少し本葉が伸びてきて根が回ったら、左のように、ポリポットに鉢上げします。
 プラグ苗を直接定植するやり方もあるようですが、うちでは昔ながらの、「完全開花苗」、第一花が開いてから植えます。

 左のは、2月28日に蒔いた、ハウス用のタキイの「桃太郎ファイト」。
 桃太郎、桃太郎エイト、ホーム桃太郎、と色々やりましたが、細かな品種より、その年の天候の方が出来不出来を左右しているみたいです。今年は、気分で、「ファイト」です。

 
 1メートル×4メートルの踏みこみ温床の、半分に10キロのさつまの種芋を伏せました。3月13日です。2週間ほどで、こうして芽が出てきました。

 残りの半分の温床の上にのり切らないものは、もう大分温度が上がってきたので、ビニールで密閉した地べたのトンネルで発芽させます。
 長く天候が崩れると、温度が確保できなくて、発芽に失敗することもありますが、まあ、大事なナス科の種まきは終わっているので、何とかなるはず、、、
 

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オカラ堆肥

3月28日

  2月から、オカラ堆肥を積み始めました。
 
 うちでは、山の落ち葉などの堆肥(主に苗土になる)の他は、特に畑に入れる堆肥を作ってきませんでした。それは、主たる使用肥料の平飼い養鶏の鶏糞が、「厩堆肥」に近いものだからです。また、草や野菜の残渣、敷きワラなどを粉砕した上に、鶏糞や米ヌカをまいて、畑でその場で発酵分解させる「土ごと発酵」に近いことを、やっているからです。

 でも、鶏の餌に加えるオカラ(隣町の豆腐屋さんに、配達のついでに取りに行っている)が余ることがあるので、前々からオカラ堆肥をやりたかったんです。

 オカラの水分量を、米ぬかと、モミガラや薫炭で調節して、エサの撹拌機で混ぜて、温度が上がったらしばらくしてから、ここに広げて、ワラや落ち葉を挟んでいきます。

 単管パイプのすき間で押さえた木材を、下から抜いて上に足してだんだん高く積んでいく仕組みは、晃が考案。切り返す機械も人力もありませんが、時間が経てば、よい肥料になるでしょう。
 

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改造鶏小屋


 鶏小屋の近くに、左のような小さなハウスを建てて、ずっと物置に使っていました。今年、畑の方に倉庫を建てて(この様子は、1月の写真を見てください)、中の飼料やダンボールを移動させたので、何に活用しようかと、色々考えました。

 前々から、鶏のローテーションのために、もうひと小屋あれば、とは思っていました。でも、販路や廃鶏、エサの手配などを考えると踏み出せず、また、ここに来ての鳥インフルエンザ禍もあり、で、方針は二転三転。ここは、夏でも比較的涼しい林の中なので、ジャガイモ貯蔵庫にしてしまおうか、とも。
     
 結局、やっぱり小さな鶏小屋にすることになって、なるべく元の資材を生かして、少しずつやってます。

 屋根のシートを、単管パイプで巻き込む、というところがミソです。よくこんなこと考えたなあ、と、夫をほめたたえて見せて、日曜日に子供二人も巻き込んで、4人がかりで止めました。
 すそには、古トタンを埋け込みます。
ぐるりは、コンクリートの流し込みに使う鉄の網をハウスの骨にとめて、腰の高さくらいまでは、木の薄板を回します。

 木材で一から建てるより、ずい分安上がり、ではあります。
 


 
  鶏小屋の中から、「鷹巣・くぬぎの森広場」のベンチが見えます。

 この間の強風で、大分、屋根のシートがたるみました。今度の冬には、新しいシートを使って、もう一工夫してしっかりしたものにするつもりです。とりあえずは、5月に来るヒナに間に合うように仕立てます。
   

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夏野菜の育苗その1

3月14日

 左下は2月27日に蒔いた、、ピーマン(タキイの京波)。ピーマン・ししとうは、育苗に時間がかかるので、温床の温度が上がったら一番に蒔きます。まだ、冷えることがあるので、左から右のように鉢上げして2,3日は、温床の上においてあげます(余裕があれば)。右下は、ハウスに植える、一番手のキュウリ。


 左は、露地に植える、中玉トマトと調理用トマト。
 いつもは、200穴のペーパーポットに蒔きつけるのですが、手持ちがなくなってしまって、プラグトレイに。
 頼りないほど、小さな種です。
 

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アスパラガスの移植

3月14日

  今、畑は、こんな風なトンネルがいっぱい。作付け時期や、品種、天候などで、色々な資材を組み合わせていますし、その日の天気でも管理も様々。畑もあちこちだし、毎日気が抜けません。


 たとえば、右写真の横に3本あるのは、大根です。
 手前がマルチなし・パオパオべたがけ・サンサンネット(最初は密閉トンネルだった)。真ん中が、マルチにパオパオと穴あきのトンネル(これも、最初は密閉トンネル)。向こうのが、マルチ・パオパオトンネルで、穴なしのビニールトンネルを朝夕開閉。
 播種は、向こうから、去年の12月21日、1月12日、1月31日でなっています。
 

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カブトムシの引越し

3月4日

 鶏小屋のある里山です。鶏舎の周りには、こんな落ち葉の山がいくつか。落ち葉だけでなく、踏みこみ温床を崩したものや、大豆の枝やサツマのツル、小枝なども、積み上げておくと、何年か経つと腐葉土になります。
 古い方から、順番に、苗土に使っていきます。

 畑に置くより、この里山に置いた方が、手間もなく(一回くらい切り返すだけで)こなれてくれます。
    
 それは、多分、山に住むカブトムシのおかげです。

 すこしまとめようかと、小さくなった落ち葉の山を移動していたら、ごっそり、カブトの幼虫が出てきました。
 傷つけないように、「安全な」山に、埋め戻しました。
 

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アスパラガスの移植

3月1日

 このイソギンチャクみたいなものは、アスパラガスの株です。別の畑に、3年前に植え付けたものを、掘り起こしてきました。育苗はその前年の春ですから、もう4才。

 越年する作物は、どうしても草の温床になります。特に、キク科のやはり多年生の雑草が一度はびこると、何度除草しても敷きワラをしても、夏期の草を抑えることができなくなります。
 近所の草取り名人のHさんですら、アスパラの除草には手を焼くようで、「除草剤使う人でなくちゃ管理できない」なんて言いながら、「でも、お客さんが喜ぶから」とせっせと育てています。

 うちには、この人たちの前にも、3年がかりで増やしていたアスパラがあったのですが、草がひどくなって全部トラクターでうなってしまいました。もう、アスパラはやらないぞ、とそのときは思ったのですが、喉もと過ぎるとまた苗を作ってしまいました。
 
  最初の2年くらいは、何とか収穫もし草対策もできたのですが、去年の夏からは「放置」。
 それで、今回は移植を試みました。

 元肥に鶏糞を入れて、植えてから、右のようにちょっと高めに土を盛って、ヌカを振っておきました。

 今年は、畑も乾いているし、掘る時に根も切ってしまっているし、うまく活着してくれるかどうか。芽がでてくれるとうれしいのですが。
 

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