無農薬有機野菜と平飼い有精卵*直販の菜園「野の扉」
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野菜たちのこえ〜野菜の紹介、レシピ

「最低限の材料と、最低限の手間で、おいしく」をモットーに、これまで「菜園たより」や野菜紹介のメモでつづった文章を、編集したり加筆しました。季節ごとにまとめて、1年分出来上がったら、索引をつけて検索しやすいようにしたいと思っています。(2002年春)



目次

「春の巻」  ・とうな(紅菜苔、菜の花、かき菜)  ・間引き菜  ・人参葉  ・カブの炒め物  ・春のサラダ  
                ・おいしいレタス  ・おいしいおひたし  ・野菜のゆで方  ・香味のもの

「夏の巻」はこちらへ

春の巻

とうな

(菜の花=アブラナ科の野菜の花)

紅菜苔(こうさいたい)

春のとう菜の一番手。寒さに強い中国野菜です。生の時の赤紫色が、加熱すると、濃い緑色に。
油炒めが、独特のうまみが生きておいしいです。ザク切りして、ひき肉やばら肉と炒め合わせて、しょう油で 味付けます。ニンニクで風味を付けて。
油と相性がいいので、ゆでる時も、お湯に一つまみの 塩と一緒に油を1,2滴落してみてください。かつお節としょう油でどうぞ。

菜の花の小丼

とう菜というと、ゆでて(塩少々入れて)から、カラシ、ショウガ、ワサビと、しょう油、マヨネーズを組み合わせるのがポピュラーです。これは、朝日新聞に掲載されていた辰巳芳子さんのレシピ(以下、辰巳版)。
柔らかい花茎とやわ葉のみを、オリーブオイルで炒めてから、酒少々をふってしょう油でからめて、炊き立てご飯に、もりっとのせます。
「つぼみの持つエネルギー、生命そのものが移行してくる感じ」をぜひ味わってみてください。
調味料は吟味したもので。残った茎の方は、ゆでてから、カラシ和えなどに。

かき菜

この辺では、10月初めに種蒔きをします。 越冬して大株になって、立派な「とう」を次々に出します。普通の菜の花と違って、太い茎の部分に、甘みがあって、おいしいです。
丈を半分に切って、茎の方から先に、塩少々を加えた熱湯で茹でて、水にとります。からし醤油、わさびマヨネーズなどで、和えてどうぞ。炒めてもおいしいです。


間引き菜

間引きとは、種は余分に落として、発芽したあと、適当な間隔でひとり立ちさせることです。春は、大根、カブ、人参、と間引いた菜っ葉を出荷します。
「一物全体食」なので、野菜の力をみんなもらえるような気がします。
大根、カブは、ざく切りして(好みでさっとゆがいてからでも)、豚こま肉や油揚げなどと一緒に、「煮びたし」に。みりん、しょう油で煮て、最後にごま油で香り付けを。人参は、つくだ煮か天ぷらに。


人参葉

人参葉の風味と栄養は、特筆すべきものだと思います。

*下拵え*

ぬるま湯をはった洗い桶の中で、根の方を両手にはさんでグリグリこすって洗う。

*つくだ煮*

全体をみじん切りにして、油で炒める。豚ひき肉やチリメンジャコを加えると、一段とおいしくなる。火が入ったら、しゅうゆと酒で味付ける。水気が出ないような火加減で。最後に好みで、ごま油を。

*かき揚げ*

葉っぱを3,4センチにざく切りして、衣をつけて揚げる。根っこは別に揚げるか炒め物に。
そのほか、パセリのように、彩りや香りつけに使ってください。


カブの炒め物

 今出荷しているのは、ハウスに11月末に蒔いたもの。
カブといえば、軽く塩を振って、サラダや酢の物にすることが多いですが、たまには、炒めてみませんか。4つに割って薄切りして、ブタこま肉などと炒めて、酒としょう油で味付けます。大根より早く火が通るし、ちょっとヌメリが出て甘くておいしいですよ。(2002/3/4)


春のサラダ

 ぼちぼち、春キャベツの登場です。春はやっぱりサラダ。キャベツだけ千切りして、「塩、コショウ、酢、油」のシンプルなドレッシングをかけて、バリバリ食べるのもいいですが、、、
 @キャベツの細切りと一緒に、レタスのちぎったもの、人参の千切りやカブの薄切り(好みで軽く塩をしてもむ)、このあと出てくるブロッコリーやカリフラワーのゆでたもの、などを、ボールに入れて、
Aまずは、油(バージンオリーブオイルがおいしい)をかけて、ひと混ぜします。
Bそのあと、塩、コショウ(は好みで)、酢、適量を加えて合えます
。  「酢は酸味ではなく、香りとして用いる」というのは、料理研究家の辰巳芳子さんの言葉です。 (2002/4/8)


おいしいレタス

 研修生の頃、茨城県八郷町の生産者を訪ねたときに教えてもらいました。
レタスをバリバリちぎった上に、ニンニクのみじん切りを多目の油でさっと炒めて、しょう油と酒を適量加えたものを、熱いうちに回しかけていただきます。うちでは、一度に一個食べてしまいます。(2002/4/22)


おいしいおひたし

 菜っ葉は、塩少々を入れた熱湯でゆでてから、すぐに水にとって、冷まして水切りする。ざく切りして、ボールの中でかつお節、ゴマ、ワカメかノリ適量と混ぜて、しょう油をさす。(同上)


野菜のゆで方

おいしくてガス節約に
小房に分けた、ブロッコリー、カリフラワーやエンドウ(今年はう まく取れるかな?)などをゆでる時は、煮立ったお湯に、パラパ ラと少しずつ入れます(一気に入れると温度が下がる)。入れ終 わって、沸騰を確認したら、鍋のフタをして火を止め、1〜3分 でザルにあけます(途中ですばやく加減を見る)。エンドウは冷 水にとってから、水切り。ブロコ、カリはそのまま広げてさます。(2002/4/29)


香味のもの

* 青シソ*
 枝ごと入りますので、水にさしておけば、数日使えます。刻んで薬味にするほか、ご飯を包んでし ょう油をちょっとつけてパクリ。刻んだものを炒め物に加えても。揚げ物焼き物、いろいろに。
* パセリ*
 これも、生でサラダなどに加えるほか、炒め物に入れてもおいしいです。チャーハンやスパゲッ ティに。スープやシチューに。(2002/5/20)

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